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プレスリリース

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2021年7月14日発表
報道関係者各位
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
北海道総合通信網株式会社(HOTnet)
株式会社QTnet(QTnet)

JPRS及びHOTnet、QTnetがJP DNSサーバーのローカルノードを運用開始

- JP DNS初のローカルノードを設置、JPドメイン名の安定性・信頼性を更に強化 -

 株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東田幸樹)と北海道総合通信網株式会社(以下HOTnet、本社:北海道札幌市、取締役社長:古郡宏章)、株式会社QTnet(以下QTnet、本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:岩﨑和人)は、IP Anycastを用いたJP DNSサーバー[*1]のローカルノードをJP DNSとして初めて北海道と九州に設置し、2021年7月12日に運用を開始しました。

 IP Anycastは、一つのIPアドレスを複数のサーバーで共有することでサービスの安定性・信頼性を高める技術で、8系列のJP DNSサーバーのうち5系列に導入されています。IP Anycastでは、インターネット全体にサービスを提供するグローバルノードと、設置されたネットワーク内のみにサービスを提供するローカルノードの2種類のサーバーノードを設定でき、それぞれの用途・目的に応じた形で使い分けることができます。


図:ローカルノードの設置有無によるJP DNSサーバーへのアクセスイメージの違い

 今回、JPRSはJP DNSサーバーの一つである「g.dns.jp」にIP Anycastを導入し、そのサーバーノードをHOTnetとQTnetのネットワーク内に設置することで、JP DNSサーバーを増強しました。これにより、北海道及び九州地域におけるJP DNSサーバーへの到達性が高まると共に、アクセスがより多くのサーバーに分散され、JP DNSサーバー全体の安定性・信頼性が向上します。

 また、今回の増強では当該サーバーノードをローカルノードとし、サービス対象をそれぞれのノードを設置した地域に限定することで、地域内におけるサービスの安定化と、地域外における障害や状況の変化による影響の軽減を図っています。

 JPRSとHOTnet、QTnetはネットワークの基盤を支える企業として、今後もインターネットの発展に寄与し、よりよいサービスの提供に努めてまいります。


■用語解説

*1. JP DNSサーバー
  <https://jprs.jp/glossary/index.php?ID=0042>
  jpトップレベルドメイン(jpゾーン)を管理する権威DNSサーバーで、現在、a.dns.jp~h.dns.jpの8系列で運用されています。

■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
 <https://jprs.co.jp/>
 ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社。2000年12月26日設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。

■北海道総合通信網株式会社(HOTnet)
 <https://www.hotnet.co.jp/>
 自らの光ファイバネットワークを基盤に高品質な企業ネットワークインフラからシステム構築・運用までトータルなネットワークソリューションを提供いたしております。2017年9月にはS.T.E.P札幌データセンターを開業し、通信事業者としてのノウハウや強みを活かして、自社・他社を問わず、各種のクラウドサービスなどと、お預かりしたお客様のITシステムとを連携させることが可能な環境を提供いたします。

■株式会社QTnet
 <https://www.qtnet.co.jp/>
 九州を拠点に、コンシューマ向け光インターネットサービスのBBIQ(ビビック)や、企業向けサービスQT PRO(キューティープロ)で、通信回線サービス、セキュリティサービス、クラウドサービス、データセンターなどトータルソリューションを提供しています。
 ローカルノード設置により、上記サービスのお客さまに対して、JP DNSサーバーへの到達性が高まるとともに、大規模災害時のインターネット接続の維持など安定性・信頼性の向上を実現することにより、九州の皆さまに"感動品質"をお届けします。


■本件に関するお問い合わせ先

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