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プレスリリース

2011年3月23日発表
報道関係者各位
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

JPRSの堀田博文がICANN ccNSO評議委員会の副議長に就任

‐「.jp」を始めとするccTLDの連合体において、グローバルな課題解決に貢献‐

 株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、同社取締役の堀田博文がICANN ccNSO評議委員会の副議長(Vice-Chair)に選出されたことを発表しました。

 ccNSO(Country Code Names Supporting Organisation)は、インターネットの基盤となるドメイン名などの資源に関する調整を行うICANNの活動を支える、支持組織と呼ばれる組織の一つです。ccNSOは、国や地域に割り当てられたccTLDの連合体として、ICANNの他の支持組織や委員会などと協調しながら、ccTLD全体にまたがるグローバルな課題についてccTLDコミュニティにおける合意を形成し、ICANN理事会に対してポリシーの勧告を行うという重要な役割を担っています。

 JPRSは、日本に割り当てられたccTLDである「.jp」の登録管理組織(レジストリ)としてccNSOの活動に参加しています。堀田は、ccNSOの設立に携わるとともに、設立後の2004年6月よりその運営を担う評議委員をアジア太平洋地域の代表として務め、ICANNとccTLDレジストリの関係構築を推進するための枠組みであるアカウンタビリティフレームワークの策定や、「日本語.jp」のような英数字以外の文字を用いたドメイン名を実現する国際化ドメイン名(IDN)に関するグローバルポリシーの検討などを主導してきました。近年ではIDNの技術をccTLDに導入したIDN ccTLDの新設に伴うICANN定款の改訂検討を推進するなど、ICANNの活動に積極的な貢献を行っています。

 今回の選出に伴い、堀田は2012年3月までの1年間、副議長の職を務めることになります。堀田は就任に当たり、「今後予定されている新gTLDの提案募集開始に伴い、多くのgTLDの新設が予想される。また、IDN ccTLDの増加により、ccTLDは単に国や地域だけでなく言語や文化にも結び付いたものとなってくる。こうした環境変化の下、ccTLDの位置付け、ひいてはccTLDの連合体であるccNSOのあり方を再確認し、その基盤を確固たるものにしたい。その実現のため、ccNSOの立ち上げ時からccNSO及びICANNを支えてきた経験を活かし、IDN ccTLDの将来的なあり方やccNSO及びICANNが行うccTLD関連の活動とICANN定款との適合性向上に注力していきたい。」との抱負を述べています。

 JPRSは、今後もネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献するため、よりよいサービスの提供に努めてまいります。


■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/

 ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社。2000年12月26日設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。


■参考URL

  1. ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)
    http://www.icann.org/
  2. ccNSO(Country Code Names Supporting Organisation)
    http://ccnso.icann.org/
  3. ccNSO Meeting at ICANN 40 in San Francisco Meeting Highlights
    (New Chair and Vice chairs)
    http://ccnso.icann.org/node/23251

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)広報宣伝室
TEL:03-5215-8451 FAX:03-5215-8452
e-mail:press@jprs.co.jp
http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館13階

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