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株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

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プレスリリース: 2004年

2004年2月2日発表
報道関係者各位


株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)

JPRSとIIJが運用するJP DNSサービス(「a.dns.jp」、「d.dns.jp」)にIP Anycast技術を導入

-高品質サービス、耐障害性などJP DNSの信頼性がさらに向上-


JPドメイン名の登録管理およびドメインネームシステム(DNS)の全体管理と運用を行う株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東田幸樹)と各種ネットワークサービスをトータル・ソリューションとして提供する株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、本日、JP DNSのさらなる信頼性の向上を目的に、6組織が分担し運用しているJP DNSサーバ(a~f.dns.jp)のうち、JPRSが運用する「a.dns.jp」とIIJが運用する「d.dns.jp」のサービスに、IP Anycast技術を導入したことを発表しました。IP Anycast技術の導入によって同じ名前を持つDNSサーバを複数拠点に分散配置することが可能となり、高品質サービスの提供、高負荷への対応、耐障害性の向上などの効果が得られるようになります。

IP Anycast技術とは、通常はインターネット上の特定のノード(サーバなど)に割り当てるIPアドレスを、同じサービスを行う複数のノードに対して共通に割り当てることを可能にする技術です。JP DNSに本技術を導入することにより、一つのIPアドレスを複数のDNSサーバに割り当てることが可能になります。IP Anycast技術にはいくつかの方法があり、「a.dns.jp」はBGPによる経路制御技術を、「d.dns.jp」ではIGPによる経路制御技術を利用してネットワーク的に近いDNSサーバが選択される方法を採用しています。いずれも、ユーザに対し、さらに効率的で品質の高いサービスの提供が可能になります。また、地域分散することにより外部からの攻撃への耐性を強化することが可能になるなど、DNSサーバの信頼性も向上します。なお、本技術は2002年10月のルートサーバへの広域サービス不能(DDoS)攻撃を契機にルートサーバへの導入が進められ、現在13あるルートサーバのうち、既に5サーバに導入されています。

今回のJP DNSへのIP Anycast技術の導入は、JPRSを中心とする6組織のJP DNSサーバ(a~f.dns.jp)運用管理者の会議が推進している、JP DNSの安定運用への取り組みの一環です。本会議は、昨年よりJP DNSサーバのサーバ名の統一(a~f.dns.jp)による処理の効率化や、サーバの地理的・ネットワーク的な分散配置による負荷分散と可用性の向上などを行ってきましたが、耐障害性などのさらなる向上を目的に、この度IP Anycast技術のJP DNSへの導入を行ったものです。IP Anycast技術の導入に伴う該当DNSサーバのIPアドレスの変更については、JP DNS全体の管理責任組織であるJPRSがIANAに申請しており、1月27日(米国西部時間)にこの変更がインターネット全体に反映されたことにより、JP DNSの安定運用の新たな取り組みがスタートしたものです。

JPRSおよびIIJは今後も、他のJP DNSサーバ運用者等と協力し、インターネットコミニティ、社会のニーズに応えるべく、JP DNSのさらなる信頼性の向上と安定運用に努めてまいります。

■用語解説
※1.「IP Anycast技術」
通常、インターネット上のホストに対して個別に割り当てるIPアドレスを、ある機能やサービスに対して割り当てることにより、そのアドレスを複数のホストに担当させ、経路制御により負荷分散させることを可能にするための技術。IP Anycastを用いたサーバでは、同一のIPアドレスが複数のサーバにより共有され、ユーザからのリクエストは、経路制御的、ネットワーク的に近いサーバにより処理されます。

■参考URL

JPRS DNS関連技術情報
http://jprs.jp/tech/
「JP DNSの安定運用への取り組みについて」
http://jprs.jp/tech/jp-dns-info/2003-07-10-jp-dns-operation.html
JPRS/WIDEの2003年8月5日付発表文書
「WIDEプロジェクトとJPRSが災害時や非常時に向けて「JP」ドメインサーバの本格的な可用性確保策を実施‐JP DNSの地理的分散化、サーバ名の統一を開始-」
http://jprs.co.jp/press/030805.html


■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/
JPドメイン名の登録・管理、およびドメインネームシステム(DNS)の運用を行う会社として2000年12月26日に設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。


■株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)
http://www.iij.ad.jp/
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、NASDAQ:IIJIE)は、1992年、インターネット接続を商用サービスとして提供するパイオニアとして設立されました。現在では主にハイエンド顧客を対象に、インターネット接続、セキュリティ、メールシステム、インターネット・データセンター、システムインテグレーション、運用管理などの各種ネットワークサービスをトータル・ネットワーク・ソリューションとして提供しています。


■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)社長室広報
e-mail: press@jprs.co.jp
http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)広報室
e-mail:press@iij.ad.jp
http://www.iij.ad.jp/

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