トピックス
JPRSは大学生向けにDNSに関する講座・ハンズオンを実施しています
JPRSは、インターネットを支える基盤技術であるドメイン名とDNSに対する興味を喚起し、理解を深めていただくことを目的として、大学生向けにDNSに関する講座・ハンズオンを継続して実施しています。
2024年10月に九州産業大学理工学部で実施した講座では、前回の2023年を大きく上回る、200名近い学生が参加しました。JPRSの熊谷維魅、月東健人が、JPRSの技術者が著者となった書籍『DNSがよくわかる教科書』を用いて、ドメイン名やDNSに関する基礎的な説明、DNSの実際の挙動を確認する実演などを行いました。
同大では2024年12月に、講義の続編となるハンズオンを実施しました。ハンズオンには、福岡女子大学からの参加者も含め、研究室に所属する学生が参加し、10月の講座を担当した2名に加え、JPRSの舩戸正和、芳野光が講師を務め、より実践的な演習を行いました。
九州産業大学でのハンズオンの様子2025年1月に秋田県立大学システム科学技術学部で実施した講座では、JPRSの熊谷維魅、月東健人がドメイン名やDNSに関する基礎的な解説をリモートで実施しました。その後、講座を担当した2名に加え、JPRSの舩戸正和、磯浪直生がDNSとメールサーバーの構築、構築したサーバーを利用したメールの送受信などのハンズオンを現地で実施しました。
秋田県立大学での講座の様子また、2025年1月に国際基督教大学教養学部において、JPRSの舩戸正和、月東健人、磯浪直生、熊谷維魅が、DNSに関する講座を実施しました。同大における講座は2023年に続き、2回目となります。今回の講座には同大の数多くの留学生にも参加いただき、ドメイン名やDNSが世界的に関心の高い技術であることを、改めて認識することができました。
国際基督教大学での講座の様子それぞれ、受講後のアンケートでは「普段触れることの少ないDNSを学ぶことで、その仕組みや重要性を知る良い機会になった」、「メール送受信の仕組みを実体験することで、インターネットがどのように動作しているかの一端を見ることができた」、「本講座をきっかけにシステムインフラに興味を持ちIT業界に就職したいと思った」など、多くの感想をいただいています。
JPRSは今後も、今回ご紹介したドメイン名とDNSに関する講座・ハンズオンなど、インターネット関連の教育支援活動に積極的に取り組んでまいります。