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JPRSがISOCを始めとするインターネット関連団体及び個人による共同声明への支持を表明
2015年12月7日、JPRSは国連配下で実施されている世界情報社会サミット(WSIS)[*1]の10年目レビューへの貢献の一環として、ISOCを始めとするインターネット関連団体及び個人による共同声明「Joint Statement on WSIS+10(WSIS+10に関する共同声明)」[*2]への賛同表明を行いました。
12月15日、16日の国連ハイレベル会合を控え、国連が2005年11月に開催したWSISにて採択したチュニスアジェンダ[*3]の実施状況に対する10年目のレビューが現在実施されています。これに対するインプットとして、IGFの継続実施を含むインターネットガバナンスのあり方に関する意見を、ISOCを始めとするインターネット関連団体が「WSIS+10に関する共同声明」として公開しました。
現在、本共同声明への賛同が募集されており、賛同表明は組織または個人として行うことができます。JPRSでは設立当初よりインターネットに関連する議論は、オープンかつボトムアップで多様なマルチステークホルダーが参加して推進されることを支持しており、その具体的な形としてIGFの推進も支持していることから、今回賛同表明を行いました。
■参考
- *1. インターネットガバナンスとは(JPNIC公式Webサイトより)
https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No26/020.html - *2. Joint Statement On WSIS+10
https://www.openwsis2015.org/joint-statement-on-wsis10/ - *3. チュニスアジェンダとは(JPNIC公式Webサイトより)
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/tunis-agenda.html
(参考訳)Joint Statement on WSIS+10(WSIS+10に関する共同声明)
ジョアンペッソアでの第10回Internet Governance Forum(IGF)で集まった組織の代表は、世界中の他の組織や個人と共に、WSISの10年目レビュープロセス(WSIS+10)の最終フェーズの議論に資するため、以下の三つの鍵となるメッセージを表明する。 これらの組織と個人は共同でIGFの重要な役割遂行を継続し、国連が設定した持続可能な発展に向けたゴール(SDGs)を支援し、成功裏に実現できるよう協力して活動するという、IGFの使命の延長を強く支持する。これら各組織は、この後、それぞれのコミュニティにとって同程度に重要であるWSIS成果文書の他の要素、及び関連するプロセスに関するインプットを個別に、また詳細に行う場合もある。
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