設立20周年のごあいさつ

株式会社日本レジストリサービス

代表取締役社長東田幸樹

JPRSは、2020年12月26日に設立20周年を迎えることができました。

これもひとえに、当社のサービスをご利用の皆さま、指定事業者の皆さまを始め、平素より格別のご高配とご支援をいただいております多くの皆さまのおかげであり、心より御礼申し上げます。

JPRS設立からの20年間で、インターネットを取り巻く環境は大きく変化しました。インターネットの利用は世界的に拡大し、スマートフォンの普及に伴い利用の様態も多様化しました。インターネットは人々の生活、経済活動に密着し、もはやなくてはならないものとなっています。

そのような中、JPRSは、「ネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献します」という企業理念を掲げ、JPドメイン名レジストリとして、よりよい登録管理サービス、DNSの安定運用を追求してまいりました。

加えて、この10年の新たな取り組みとして、パートナーである指定事業者の皆さまのビジネスを支援し、共に発展することも念頭に、「gTLD取次サービス」、「サーバー証明書発行サービス」の提供、更には、インターネットに関する研究や開発を主な目的とするTLD「.jprs」の運用開始など、JPドメイン名レジストリとしての枠に留まることなく、挑戦を続けてきました。

皆さまからのご支援もあり、「gTLD取次サービス」については、国内のICANN認定レジストラでは2番目に多い管理件数となるまでに成長し、また、「サーバー証明書発行サービス」で提供されるJPRSの証明書は、国内においてトップブランドの一つとして認知されるようになりました。

JPRSは、今後も「人と社会の豊かな未来を築く」という企業理念の実現を目指すと共に、インターネットを取り巻く変化を機敏に捉え、新たな挑戦を続けてまいります。

この20年間、皆さまからの温かいご指導、お力添えに改めて感謝を申し上げると共に、引き続き倍旧のご高配を賜りますようお願い申し上げます。