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国際化ドメイン名ツールキット2(idnkit-2)

■国際化ドメイン名ツールキット2(idnkit-2)とは

国際化ドメイン名ツールキット2(idnkit-2)は、アプリケーション開発者がソフトウェアをIDNA2008対応する際に有用なAPI(ライブラリ)や、システム管理者がIDNをIDNA2008に則って適切に処理するためのツール群を提供します。idnkit-2はJPNICが開発したidnkit-1.0をベースにJPRSがIDNA2008対応に改造したツールキットで、オープンソースのフリーソフトウェアとして公開しています。

idnkit-2はCで書かれた本体と、CのAPI(共有ライブラリ)を呼び出す他のプログラミング言語(Java、Python、Perl)APIパッケージから構成されます。idnkit-2本体および各APIパッケージの位置づけをidnkit構成図に示します。

  • idnkit-2ライセンス
    idnkit2-OSCL.txt (10KB)
    idnkit-2本体およびその派生物に適用されるオープンソースコードライセンス

  • idnkit-2本体
    idnkit-2.3.tar.bz2 (1439KB)
    C/C++ライブラリおよびコマンドラインツールのソース
    idnkit-doc-2.3.tar.bz2 (80KB)
    C/C++ API解説ドキュメント(日本語)

  • idnkit-2 Windows用パッケージ
    idnkitlite-windows-2.3.zip (21KB)
    idnkit-2.3のC/C++ライブラリをWindows(Microsoft Visual C++ 2010)でコンパイルするための追加ソース
    idnkitlite-2.3.msi (384KB)
    idnkit-2.3のWindows(32bit OS)用idnkitliteライブラリインストーラー(コマンドラインツールは含まれない)
    idnkitlite-x64-2.3.msi (396KB)
    idnkit-2.3のWindows(64bit OS)用idnkitliteライブラリインストーラー(コマンドラインツールは含まれない)

  • idnkit-2 Java APIパッケージ
    idnkit-java-2.3.zip (60KB)
    idnkit-2用Java APIおよびサンプルコードのソース
    idnkit-java-doc-2.3.zip (63KB)
    idnkit-2用Java API解説ドキュメント(英語)
    idnkit-2.3.jar (7KB)
    idnkit-2用Java APIランタイムバイナリ(サンプルコードは含まれない)
    使用時はファイル名をidnkit.jarにすること
    動作のためには別途JNA(Java Native Access)ライブラリ(jna.jarおよびjna-platform.jar)が必須。詳細はidnkit-java-2.3.zipに付属のREADMEを参照のこと

  • idnkit-2 Python APIパッケージ
    idnkit-python-2.3.tar.bz2 (31KB)
    idnkit-2用Python APIおよびサンプルコードのソース
    idnkit-python-doc-2.3.tar.bz2 (62KB)
    idnkit-2用Python API解説ドキュメント(英語)

  • idnkit-2 Perl APIパッケージ
    idnkit-perl-2.3.tar.bz2 (48KB)
    idnkit-2用Perl APIおよびサンプルコードのソース(API解説ドキュメント(英語)を含む)

idnkit-2.2からidnkit-2.3への変更点は以下の通りです。

  • Unicode 6.3.0への対応
    • IDNAテーブルの更新(idna-tables-6.3.0)
    • Unicode6.3.0対応にともなう参照UTS#46リビジョンの変更(5→11)
  • 軽微なバグの修正

idnkit-2.1からidnkit-2.2への変更点は以下の通りです。

  • ライセンスの変更
    • ライセンス番号(Version 1.1)を付与
    • ライセンス条項6と条項7をより利用者に有利となるよう修正
    • 著作権表示の年号を更新
  • RFC発行への対応
    • RFC 6452発行にともなうIDNAテーブルバージョンの更新
    • Unicode6.0.0対応にともなう参照UTS#46リビジョンの変更(3→5)

idnkit-2.0からidnkit-2.1への変更点は以下の通りです。

  • バグ修正
    • 設定ファイル中のクォーテーションマーク処理不具合の修正
    • ACEプレフィックスチェックロジックの修正
  • RFC発行への対応
    • RFC 5892発行にともなうIDNAテーブルバージョンの更新
    • RFC 5895発行にともなう設定ファイル中のmapエントリ指定子の名称変更(resman-idna2008-mappings-01→rfc5895)
  • パッケージ追加
    • Windows用パッケージ、Java APIパッケージ、Python APIパッケージ、Perl APIパッケージの追加

IDNA2003対応の国際化ドメイン名ツールキット(idnkit)は一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が開発・公開しています。

■お問い合わせ

idnkit-2に関するお問い合わせはidnkit-info@jprs.co.jp宛にお願いします。


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