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プレスリリース

2002年10月25日発表

報道関係者各位

国際化ドメイン名(IDN)の技術仕様に関するRFC発行が最終承認

- 日本語JPドメイン名も標準準拠に-


IESGは10月25日(米国時間10月24日)、国際化ドメイン名(IDN)のプロトコルを構成するIDNA、NAMEPREP、Punycodeの3項目について、Proposed Standard RFCの発行を承認することを発表しました。NAMEPREPのために必要となる項目STRINGPREPについても10月23日(米国時間10月22日)にIESGに承認されております。これらは今後RFC Editorによる編集作業等を経てProposed Standard RFCとして発行されることになります。今回の発表により、国際化ドメイン名を利用するための主要な技術に関する技術仕様が事実上確定したことになります。 

JPRSは、これまで、IETFや日本語ドメイン名会(JDNA)を通じた活動等により、IETFによる国際化ドメイン名の標準化および利用環境の整備を積極的に進めてきました。今回の標準化承認を受けてJPRSでは、JPドメイン名のレジストリとして、標準化技術での日本語JPドメイン名の利用環境の整備・提供に、一層の努力を続けてまいります。

併せまして、早期サービス実現によるユーザの利便性を目的として10月21日に開始した、IEでの日本語JPドメイン名のWeb閲覧を可能にするソフトウェア「i-Nav(TM)」の配布 (http://jprs.jp/i-Nav/)も日本語JPドメイン名の利用環境整備の一環として、積極的に進めてまいります。

*なお、標準化される技術の詳細につきましては、JDNAの下記ページをご参照ください。
http://www.jdna.jp/event/020930-workshop/


■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
URL: http://jprs.co.jp/
JPドメイン名の登録・管理、およびドメインネームシステム(DNS)の運用を行う会社として2000年12月26日に設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。

■IESG(Internet Engineering Steering Group)
URL: http://www.ietf.org/iesg.html
IESG(Internet Engineering Steering Group)は、IETF(Internet Engineering Task Force)において議論される各種インターネット技術の標準化に関する責任を負い、IETFでの議論の方向性をガイドする役目を担っています。IESGは、IETFによって作成されたInternet DraftがRFC化される際の技術的な査読、およびRFCの発行に関する最終的な承認を行っています。

■ 参考URL
(1)IESGからのアナウンス
 http://www.ietf.org/mail-archive/ietf-announce/Current/msg20879.html

(2)日本語ドメイン名協会(JDNA)
 http://日本語ドメイン名協会.jp/
 http://www.jdna.jp/

(3)日本語JPドメイン名のWeb閲覧を可能とするソフトウェア「i-Nav(TM)」の配布を開始
 のプレスリリース
 http://jprs.co.jp/press/021021.html

(4)「i-Nav(TM)」配布用Webサイト
 http://jprs.jp/i-Nav/
 http://日本レジストリサービス.jp/i-Nav/


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)社長室広報
e-mail: press@jprs.co.jp
URL: http://jprs.co.jp/

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