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JPRSが次世代WHOISプロトコルに関するRFCの日本語参考訳を公開

2016/12/15

2016年12月15日、JPRSは次世代WHOISプロトコルであるRDAP(Registration Data Access Protocol)に関するRFC(RFC 7480~7484)[*1]の日本語参考訳を公開しました。

RDAPは従来のWHOISプロトコル[*2]を置き換える目的で開発され、これまでに指摘されていた、以下の問題の解決が図られています。

  1. 問い合わせ/応答のフォーマットが統一されていない
  2. 管理対象に対応する問い合わせ先の管理が統一されていない
  3. アクセス制御に関する機能が定められていない
  4. 国際化に関する機能が定められていない

次世代WHOISプロトコルに関する標準化作業はIETFのweirds WG[*3]で進められ、その成果として、RDAPのRFCが2015年に発行されました。現在、RDAPの技術仕様に関する議論は、登録情報に関連するプロトコル全般を取り扱うregext WG[*4]に引き継がれています。

■参考

*1. RDAPに関するRFC(原文)
*2. WHOISプロトコルを定めたRFC(原文)
*3. IETF weirds WG(現在は活動終了)
*4. IETF regext WG

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