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プレスリリース

2003年7月10日発表

報道関係者各位

JPRSがRFC準拠の日本語JPドメイン名登録管理サービスを本日より開始

-Netscape7.1などRFC準拠のブラウザから、日本語JPドメイン名がアクセス可能に-


JPドメイン名の登録管理及びドメインネームシステム(DNS)の運用を行う、株式会社日本レジストリサービス(略称JPRS、住所:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、本日7月10日より、RFC準拠の日本語JPドメイン名の登録管理サービスを開始しました。これにより、Netscape7.1等のRFC準拠のブラウザから、日本語JPドメイン名を利用することが可能となりました。

これは3月7日のIDN関連技術のRFC発行以降、JPRSが世界のドメイン名レジストリやICANNとも協調しつつ準備してきたRFC準拠の日本語JPドメイン名の登録管理環境整備の結果です。なお、当面の間は、JP DNSに従来用いられてきたRACE方式での日本語JPドメイン名の登録も併せて行うため、JPRSが昨年10月より提供中のInternet Explorer用プラグイン「i-Nav?」(http://jprs.jp/i-Nav/)等、従来のRACE対応アプリケーションでも日本語JPドメイン名にアクセスすることができます。

今後は、できるだけ早い時期に、プラグイン「i-Nav?」をバージョンアップし、RFC準拠とする予定です。これにより、Netscape7.1に加え、i-Nav?プラグイン付きのInternet Exploreを用いて、RFC準拠の日本語JPドメイン名にアクセス可能となります。さらにその後、JP DNSの設定からRACEで表現されたドメイン名を取り除き、Punycodeで表現されたもののみにする予定です。

JPRSは、指定事業者等と協力して、すべての日本語JPドメイン名がRFCに基づいて使用できるようなDNS環境の普及に努めています。さらに、RFC準拠のIDN対応アプリケーションの開発・普及を促進する活動も引き続き推進していきます。

JPRSは、今後もJPドメイン名のレジストリとして、その公共性に鑑み、広くインターネットコミュニティ、社会のニーズに応えるべく、より利用しやすく価値の高いJPドメイン名環境の整備に努めてまいります。

■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/
JPドメイン名の登録・管理、およびドメインネームシステム(DNS)の運用を行う会社として2000年12月26日に設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。

■参考URL

JPRSの6月23日付け報道発表文書
「JPRSが7月10日より日本語JPドメイン名登録管理サービスのRFC準拠化を開始」
http://jprs.co.jp/press/030623.html
JPRSのRFC準拠化の詳細スケジュール
「日本語JPドメイン名のRFC準拠に伴う移行について」
http://jprs.jp/info/notice/ace-transition.html
Netscapeのダウンロードサイト
http://wp.netscape.com/ja/downloads/index.html
日本語ドメイン名協会(JDNA)
http://www.jdna.jp/
http://日本語ドメイン名協会.jp/

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)社長室広報
e-mail: press@jprs.co.jp
http://jprs.co.jp/
http://日本レジストリサービス.jp/

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