委員会資料
第27回JPドメイン名諮問委員会 議事録
株式会社日本レジストリサービス 第27回JPドメイン名諮問委員会 議事録
1. 日 時: 2009年3月9日(月) 14:30 ~ 15:10
2. 場 所: 株式会社日本レジストリサービス内 会議室
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館13F
3. 出 席 者: 後藤滋樹 委員長
遠藤紘一 委員
高瀬哲哉 委員
林一司 委員
唯根妙子 委員
4. 同 席 者: 堀田博文 (JPRS 取締役)
濱川渡 (JPRS 取締役)
松丸真紀子(JPRS 事務局)
5. 次 第:
1. 開会
2. 議題
(1) 諮問書 「「.日本」をJPRSにて管理することになった場合の、「.日
本」と「.JP」との関連付けに関する方針について」への答申書(案)
(JPRS-ADVRPT-2008001)についてのご議論
(2) 諮問書「第5期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法について」へ
の答申書(JPRS-ADVRPT-2008002)のご確認および第5期JPドメイン
名諮問委員の推薦
(3) その他
3. 閉会
6. 資 料:
資料1 JPドメイン名諮問委員会 委員一覧 (PDF: 114K)
資料2 答申書(案) 「.日本」をJPRSにて管理することになった場合の、
「.日本」と「.JP」との関連付けに関する方針について
(JPRS-ADVRPT-2008001) (PDF: 88K)
資料3 答申書「第5期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法について」
(JPRS-ADVRPT-2008002) (PDF: 78K)
資料4 第5期JPドメイン名諮問委員会の委員推薦について(案) (PDF: 79K)
参考資料1 諮問書JPRS-ADV-2008001 (PDF: 82K)
参考資料2 答申骨子 (PDF: 85K)
参考資料3 諮問書JPRS-ADV-2008002 (PDF: 52K)
参考資料4 JPドメイン名諮問委員会規則 (PDF: 84K)
7.議 事:(◎は委員長、○は委員、●はJPRS取締役および事務局の発言)
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<開 会>
《開会の挨拶》
《出席状況の報告》
●本日の委員会には、後藤滋樹委員長、遠藤紘一委員、高瀬哲哉委員、林一司委
員、唯根妙子委員、以上5名のご出席を頂いている。従って、JPドメイン名諮問
委員会規則第13条に規定されている、開催に必要な定足数の「全委員の過半数」
を満たしていること報告する。
松本恒雄副委員長については、本日、ご都合によりご欠席の旨、予めご連絡をい
ただいている。
本日、JPRSからは堀田博文、濱川渡、松丸真紀子が同席する。
<議題(1) 諮問書「「.日本」をJPRSにて管理することになった場合の、「.日本」
と「.JP」との関連付けに関する方針について」への答申書(案)
(JPRS-ADVRPT-2008001)についてのご議論>
◎昨年8月27日に開催された第25回委員会のなかで、JPRSより 「.日本」をJPRS
にて管理することになった場合の、「.日本」と「.JP」との関連付けに関する方
針について、諮問書として提出いただいた。委員会としては、諮問書に対して答
申書をJPRSに提出していくことになる。前回のご議論と委員の皆様への個別の意
見照会を踏まえて、答申骨子を確定させ、それに基づき事務局にて答申書(案)を
作成していただいた。本日は答申書(案)について委員の皆様に議論いただきたい。
答申書(案)の内容について、事務局よりご説明いただきたい。
[事務局より資料について説明]
- 資料2 答申書(案)
●答申書(案)については、本日ご欠席の松本恒雄委員より、事前に「特に異議は
ありません」とのコメントをいただいている。
○「.日本」と「.JP」の登録者を同一にするため方法は、どのように考えてい
るか。「○○.日本」を登録すると自動的に「○○.JP」も登録するようにするの
|か、または「○○.日本」を登録すると第三者からの「○○.JP」の登録申請が
|ブロックされるのか。
●「.JP」をサービスするレジストリとして「.日本」をどう見るのかという視点
に立てば、「○○.JP」をすでに登録している人に対して、付加サービス的に
「○○.日本」を使ってもらうという考え方がある。この場合、自動的に「.JP」
の登録者に「.日本」を与え、使うかどうかは登録者の自由とし、使わない時は
第三者からの登録申請をブロックすることになる。
もう1つは、「.日本」と「.JP」を対等にし、どちらかを登録した場合は、自動
|的にもう一方も登録した状態にし、使うかどうかは登録者の自由とし、使わな
い方に対する第三者からの登録申請はブロックするということも考えられる。
答申をいただいた後、社内で検討を進めて本委員会に報告したい。
○資料2の2ページの上から3パラグラフ目に「「○○.JP」を登録できなかった企
業や人が、「○○.日本」を登録できるようにする」とあるが、これはどういう
意味か。
●たとえば、「○○.JP」に対して2人が登録を希望した場合でも、1人しか登録
できないので、登録していない人にも「○○.日本」を登録するチャンスを与え
るということである。
○その場合、「○○.日本」と「○○.JP」が別の登録者になることが起こりうる
ので、資料2に記載している「登録者を同一にする」ということと矛盾するので
はないか。
●資料2の2ページの上から3パラグラフ目は、「○○.日本」と「○○.JP」を関
連付ける/関連付けないの2つの選択肢があるということを示している。資料2の2
ページの上から3パラグラフ目の1行目を「次の2つの選択肢が考えられる。」に
修正する。本答申書(案)では、「○○.日本」と「○○.JP」を関連付ける方を選
択したいということである。
◎そのように修正してほしい。また、「「○○.JP」を登録できなかった」とい
うよりは、「「○○.JP」を登録していない」とした方が良いかもしれない。
「登録できなかった」とすると登録を試みたことがあるように読めてしまう。
●修正する。
○資料2の主文の中に、「さらに強い関係付けについては」とあるが、具体的に
どういうことを強いというのかわからないので、表現を変えた方がよいかもしれ
ない。
●「さらに強い関係付け」とは、「○○.日本」と「○○.JP」が指し示す先まで
関連付けるかということであったが、表現をもう少し具体的にする。
◎「具体的な関連付けの方法については~サービスの検討を進める。」としては
どうか。
○強い関連付けのサービスを提供するのがレジストリのように読めてしまい、実
際と異なるのでおかしいのではないか。
●レジストリのレベルで「○○.日本」と「○○.JP」の指し示す先を全く同じに
することが技術的には可能である。レジストリとしてどこまでやるのか決める必
要があり、その後、指定事業者やISPと協力する必要がある。
◎「レジストリとして提供するサービス」と書いてあり、その視点は入っている。
レジストリとしてできないことをやろということではない。具体的にどこまでや
るのか書いてないので、少しわかりにくいということはあるかもしれない。
◎本日いただいたご意見に基づいて、事務局にて表現の修正案を作成し、委員の
皆様にメールで確認していただく。この確認をした後、JPRSに答申書として提出
する。次回以降の委員会で、JPRSから答申に対する対応をご報告いただきたい。
<議題(2) 諮問書「第5期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法について」へ
の答申書(JPRS-ADVRPT-2008002)のご確認および第5期JPドメイン
名諮問委員の推薦>
◎前回の委員会の中でJPRSより諮問書をご提出いただき、委員の皆様にご議論い
ただいた。その後、メールにて委員の皆様との調整を終え、昨年2008年12月26日
に資料3の内容で答申書として確定したので、それを皆様にご確認いただきたい。
併せて、本答申書に基づいて、次期委員候補者について調整を進めてきた。これ
までに6名の候補者全員の名前がそろった状態となったので、推薦書ということ
で資料4にまとめているので、ご確認をお願いしたい。
○次期諮問委員会委員の選任の時期が人事異動の時期と重なっていることが気に
なる。たとえば、諮問委員会委員として適切ではないポジションに異動すること
がわかっていても公表されていないことなので、それを言い出せないまま委員を
受諾する場合があるのではないか。
◎時期については年度毎に行っているということである。ご指摘のような点があ
れば、可及的速やかにに連絡いただきたい。
◎本件については、JPRSが本答申書および推薦書を受けて、取締役会において正
式に任命することになる。その後、JPRSと各委員候補で必要書類のやり取りを行
う手続きになる。
<議題(3) その他>
《今後の予定について》
◎次回の諮問委員会の開催については、第28回を2009年5月に予定している。
具体的な日程については、事務局からご相談させていただきたい。
《閉会》
◎以上をもって、第27回諮問委員会を閉会とする。
<閉会>
以上