メニュー

委員会資料

第12回JPドメイン名諮問委員会議事録

  株式会社日本レジストリサービス 第12回JPドメイン名諮問委員会 議事録


1. 日    時: 2005年5月24日(火) 10:00 ~ 12:00


2. 場    所: 株式会社日本レジストリサービス内 会議室
	   東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館13F


3. 出 席 者: 飯塚久夫委員
              加藤真代委員
              加藤雄一委員
              後藤滋樹委員
              島田精一委員


4. 陪 席 者:  東田幸樹 (JPRS 代表取締役社長)
       佐野晋  (JPRS 代表取締役副社長)
              渡邊哲男 (JPRS 取締役)
              堀田博文 (JPRS 取締役)
              宇井隆晴 (JPRS 企画部)


5. 次  第:

   1. 開会
   2. 議題
   (1) 第3期諮問委員会 委員長および副委員長の選任
   (2) 答申書「JPドメイン名の基本的手続に対する柔軟性の導入について」(JPRS-
     ADVRPT-2004001)へのJPRSの対応に関するご報告
   (3) 2005年度の活動スケジュールについて
     - 委員会開催予定、今期諮問事項に関するご説明
   (4) その他
   3. 閉会


6. 資  料

  資料1   JPドメイン名諮問委員一覧
  資料2   2005年度活動スケジュール
  資料3   2005年度委員会における検討課題(案)

  参考資料  答申(JPRS-ADVRPT-2004001)への対応状況について
  参考資料1 JPドメイン名諮問委員会規則
  参考資料2 諮問書JPRS-ADV-2004001
  参考資料3 答申書JPRS-ADVRPT-2004001



7. 議  事(◎は委員長、○は委員、●は事務局の発言

<開 会>

《開会の挨拶》
●今回は第3期委員会、最初の会合となるため、後ほど委員長および副委員長
 をご選任頂くまでの間、事務局の渡邊が議事進行役を務めさせていただく。

《JPRS社長挨拶》

《第3期委員の選任経緯に関する報告》
●3月15日開催の第11回諮問委員会において、「第3期諮問委員会委員の選任
 方法」についてご審議いただき、6つの団体/分野から各1名の委員を選任す
 ることを決議いただいた。
 当該決議に基づき、委員会から事務局に対して、第2期委員及び各団体/
 分野のご意見を頂きながら「第3期委員推薦者(案)」を作成し、メール
 あるいはFAXにて委員会に諮るよう指示をいただいた。
 これを受け、事務局において作業を実施し、3月25日までに同推薦者案につ
 いて各委員のご承認を頂いたので、当該案を推薦者リストとしてJPRSに対し
 提示した。
 当該推薦者リストを受領したJPRSでは、3月30日に開催された臨時取締役会
 にて本答申に基づく第3期委員6名の任命が決議され、その6名の皆様からも
 就任へのご承諾を頂戴したため、これをもって第3期委員が確定し、本日の
 委員会開催の運びとなった。

《出席状況の報告》
●松本恒雄委員からは、本日ご欠席との連絡を頂戴しており、本日は、5名の
 委員にご出席をいただき、諮問委員会規則での議決定足数を満たしているこ
 とをご報告申し上げる。
 また、JPRSからは、社長の東田、副社長の佐野、取締役の堀田、渡邊、およ
 び企画部の宇井が陪席させていただくことをご了承お願い申し上げたい。
 では、これより議事に入って参りたい。



<議題(1) 第3期 委員長・副委員長の選任>

《選任方法についての説明、選任》
●委員会規則第7条に記載のとおり、委員長および副委員長は委員間の互選に
 より決定される。委員長および副委員長の選任につきご意見を頂戴したい。

○委員長は、第2期に引き続き後藤委員にお願いするのが良いと思われるが
 いかがか。

○過去の議事進行、選出分野に鑑みてもバランスがとれた後藤委員にお願い
 したいと思う。

●他の委員はご異存ないか。

○異議なし。

    第3期JPドメイン名諮問委員会の委員長に、後藤滋樹委員が選任された

●続いて副委員長の選任をお願いしたい。

○やはり選出分野と過去の実績に鑑み、松本委員にお願いしたい。

●他の委員はご異存ないか。

○異議なし。

●松本委員は本日ご欠席のため、後日、事務局よりご本人の意向を確認し、
 その結果について委員の皆様にご報告申し上げたい。

  第3期JPドメイン名諮問委員会の副委員長に、本人承諾の留保条件付で
  松本恒雄委員が選任された


●では、委員長および副委員長が選任されたので、以降の議事進行は後藤委
 員長にお願いしたい。



<議題(2) 答申書(JPRS-ADVRPT-2004001) へのJPRSの対応に関するご報告>

◎昨年度、JPドメイン名の基本的手続きに対する柔軟性の導入について答申
  申し上げた事項につき、対応状況を事務局からご報告いただきたい。

    参考資料「答申(JPRS-ADVRPT-2004001)への対応状況について」につき、
    事務局より報告が行われた。

◎今後も引き続き、対応状況の報告をお願いしたい。

●承知した。



<議題(3) 2005年度委員会の活動スケジュールについて>

《2005年度の活動スケジュール、諮問事項について》

◎次に、本年度に予定する諮問事項について、事務局から説明を願いたい。

●本日は、事務局で検討中の代表的な課題についてご説明したい。これらに対
  して委員各位からのご意見を頂戴したうえで、事務局にてさらに検討を進め
  必要なものについては改めて諮問事項としたい。

    資料3「2005年度委員会における検討課題(案)」につき、事務局より説明が
    行われた。


◎では、ただいまの説明に対する質問、ご意見をいただきたい。

- 2.1 JPドメイン名の登録情報公開に関する考え方について

○登録者情報を公開することによるメリット・デメリットが何であるか、
 また、登録者情報の公開に起因する本人被害が過去に実例として発生して
 いるかといったことが、議論の材料として必要であると感じた。

●事務局としても必要であると思う。
 サービス窓口で把握している事例だけでなく他TLDの例も調べ、委員会に対し
 ご報告申し上げたい。

○これから議論を行っていくにあたり、一点申し上げておきたい。
 残念なことではあるが、従来以上に、性悪説に立った議論・検討を展開して
 いかなければならないのではないか。
 本来インターネットは、主として性善説を前提に運用されてきた。
 もちろん、考え方としてはそのほうが望ましいが、しかしインターネットの
 利用範囲が拡大するにつれ、特にこの数年、世相の反映もあってか現実の
 状況が大きく変わってきていることも事実である。
 PhishingやPharming等のインターネットを利用した詐欺行為が横行するなど、
 インターネットの世界においても性善説の立場だけに立って楽観的に考える
 わけにはいかないだろう。
 ユーザ保護のためには、公開と保護のバランスについて再検証・再検討を進め
 る必要があり、検討の前提は性悪説を基本とせざるを得ないのではないか。

●事務局としても、議論に必要な材料をご提供すべく、様々な情報を収集し
 多面的に分析して参りたい。

○登録者情報の扱いについて、現状において、JPRSではどのような対応をとって
 いるか。

●登録者名はWHOISで公開している。以前は、登録者の他の情報も公開していたが、
 現在は非公開になっている。
 登録者名も非公開とすべきかということも含め、登録者情報の扱いについて、
 今後、さらに検討を進めていく必要があると考えている。

◎登録者情報については、情報保護の観点から公開しないという要請がある一方、
 ネットワークの運用上、登録者の連絡先等が必要であるという要請もあるため、
 登録者情報が、どのような場合に、どのように使われるのが適切であるかとい
 うことについては、その時々の状況にあわせた検討を行う必要があるだろう。

- 2.2 日本語JPドメイン名の予約ドメイン名の登録について

○予約ドメイン名に関する、諸外国の対応状況はどうなっているか。

●英語以外の文字列をもつドメイン名(国際化ドメイン名:IDN)の活用については
 日本が先行しており、現時点の調査ではIDNの予約ドメイン名が開放されたと
 いう例は無いようである。
 一方、英語文字列のドメイン名では、予約ドメイン名の開放例が存在する。
 例えばオーストラリアのccTLD(.au)では、地域名の登録受付を開始している。
 諸外国の状況に関する調査を継続して行い、予約ドメイン名の開放による
 メリット・デメリットを整理したうえで、日本語JPドメイン名にとって、
 どのような方策が一番適切であるかということを探っていきたい。
 調査結果については、今後の委員会の場で、適宜ご報告申し上げて参りたい。

○汎用JPドメイン名のASCII(英数字)の予約ドメイン名についてはどうなのか。

●汎用JPドメイン名の予約ドメイン名は、2001年の登録開始当初に「日本語」と
  「ASCII」ともに作成したが、その多くは日本語である。
  ASCIIは、既に地域型で使われている地域名や国際的な機関の略称(WIPO,ICANN
  等)を予約語の対象としており、その数も少ない。
 他方、日本語は、日本文化や経済活動に直結した単語を予約語とするなど、
 予約ドメイン名の対象とする範囲は広く、誰による登録が適切であるのかが
 定まっていないものも多い。
 今回の検討の対象としては、「日本語」の予約ドメイン名を考えている。

◎日本語JPドメイン名(IDN)に関しては国際的に日本が先行している立場にあり
 当委員会の場で検討する価値のある類のものと考えられる。

- 2.3 JPドメイン名の紛争処理について

○ドメイン名の紛争処理について、JPドメイン名以外のTLDでは、どのような
 紛争処理方法が採られているか。

●他のTLDでは、例えばCOMに関しては4つの機関が紛争処理を行っている。
 このうち最も有名なものはWIPOである。
 日本では、日本知的財産仲裁センターにJP-DRPを運用していただいている。
  JP以外のドメイン名について日本国内で紛争処理を行っている機関はない。


◎本日の議論をもとに、事務局にて検討をすすめ、次回の委員会にて諮問書を
 ご提出いただくことになろうかと思う。

◎これにて本日の議案を全て終了し、第12回JPドメイン名諮問委員会を閉会する。

<閉 会>

                                                                      以上

PAGE TOP